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日本ユーザーがスマホゲームに費やす時間はアメリカの4倍、App Annieの調査レポート

 App Annieは、世界の主要5大市場でのモバイルアプリ利用状況をまとめたレポートを公開した。

 同レポートは、同社が手掛けるモバイルアプリの利用状況調査をもとに、モバイルアプリにおける先進市場5カ国(日本、米国、英国、ドイツ、韓国)での利用実態をまとめたもので、同社の公式ブログより登録後、無料で閲覧できる。

 同レポートによれば、調査対象の5カ国では、いずれも「通信」および「ソーシャルネットワーク」のカテゴリーのアプリが優勢となっている。米国ではソーシャルネットワークアプリが特に多く利用されているのと対照的に、日本では「LINE」などのメッセージングアプリが多用されている。

 モバイルゲームの利用時間では、日本と韓国がほかの3カ国を圧倒している。モバイルゲームでは、日本では米国に比べてセッション数(利用頻度)で約3倍、利用時間では約4倍となっていて、アプリストアにおける収益のうち90%がゲームアプリで占められている。

 モバイルアプリのデータ使用量では、日本は韓国に次いで、世界で2位となっているという。カテゴリー別では、「メディア&動画」カテゴリーのアプリでデータ使用量が多く、今回の調査対象5カ国すべてで「YouTube」アプリのデータ使用量が首位となっている。

石井 徹