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au、3G端末向けプランを大幅整理、「年割」などの受付を終了へ

（2015/4/30 17:37）

　KDDIと沖縄セルラーは、9月1日より料金プランを改定し、シンプルコース用の「プランMシンプル」「プランWシンプル」などの各プランの新規受付を終了する。LTE端末向けの料金プランでは「電話カケ放題プラン（CP）」などが受付終了となる。また、各種割引や一部サービスも7月より順次提供終了される。

　auでは、3G端末向け料金プランとして、シンプルコースとフルサポートコースの2系統の料金プランを提供していたが、このうちフルサポートコース向けの料金プランは、2011年9月をもって新規受付を終了しており、今回あらためて提供終了が案内されている。

　シンプルコース向け料金プランでは、月々の無料通話分が大きい「プランMシンプル」以上のプランと、国際通話向けの料金割引がある「プランWシンプル」、日中の通話料割引がある「デイタイムSシンプル」などと、「プランF（IS）シンプル」の新規の受付を、8月31日をもって終了する。

　提供終了予定の料金プランを現在契約しているユーザーについては、プラン変更しない限り、受付終了後も現在の料金プランでそのまま利用できる。

　今後、3G端末向けには「プランZシンプル」「プランSシンプル」「プランSSシンプル」「プランEシンプル」が提供され、パケット定額サービスでは、「ISフラット」「ダブル定額スーパーライト」などが利用できる。また、LTE端末向けの「カケホーダイプラン」や「LTEプラン」を選択することもできる。

　4G LTE対応スマートフォン向け料金プランでは、「電話カケ放題プラン（CP）」が提供終了となる。これは、パケット定額サービス「LTEフラット」と組み合わせて使うための料金プランで、提供終了時期未定とされていたが、今回、8月31日をもって提供終了と案内された。

　LTEプランでは今後も、新料金プラン「カケ放題プラン」を利用できるほか、いわいる旧料金プラン「LTEプラン」も継続して提供されており、「LTEフラット」と組み合わせるなどして利用できる。

　タブレット向け料金プランでは、4G LTEタブレットを対象として提供されている二段階定額のデータプラン「LTEダブル定額 for Tab/Tab(i)」が8月31日をもって提供終了となる。

　そのほか、法人向けのWiMAXルーターを対象とした料金プラン「WINシングル定額WiMAX」や「従量プランWINシングルM WiMAX～ WINシングルLL WiMAX」などが8月31日をもって終了となり、「WINシングルフラットWiMAX (シンプル)」に一本化される。

　基本使用料割引サービスでは、1年間の利用を条件として割引となる「年割」、データ通信端末向けの「WINシングルセット割」、法人向けの「グループディスカウント」が8月23日をもって新規受付を終了する。

　また、契約期間に応じて割引されるサービス「長期優待割引」についても、8月31日をもって新たな適用が終了となる。

　通話料等割引サービスでは、「指定割」「指定通話定額」「コールワイド」「au着信ビジネスレート」「au.NETビジネス割引」が、8月23日をもって新規受付が終了となる。

　これらの割引が現在適用されている利用者については、適用条件から外れない限り、今後も割引が適用される。

　このほかにも一部サービスが提供終了となる。「au電話番号案内」は、8月5日をもって終了となる。回線の利用を一時的に停止する「一時中断」については、8月23日をもってサービス提供が終了される。

　利用料金が一定額を超えると通信が停止される「料金安心サービス」では、料金超過で停止される回数が一回のみの「一回停止コース」が終了となり、9月1日以降は「段階停止コース」のみが提供される。

　「Web de 請求書割引」は、環境保全への取り組みとして「Web de 請求書」の利用を促すために導入されていたが、今回「Web de 請求書」の利用が浸透してきたとして、6月利用分からの割引をもって終了となる。