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若手アーティストを支援、タワレコ・ドコモ・レコチョクが「Eggsプロジェクト」

 タワーレコード、NTTドコモ、レコチョクの3社は、インディーズや新人アーティストをサポートする「Eggsプロジェクト」を開始した。アーティストとファンを繋ぐサイトやアプリを無料で提供、10代のユーザーを中心に、音楽と接する機会を増やし、将来的には新たなヒット曲が生み出されやすい環境作りを目指す。

 「Eggsプロジェクト」では、タワーレコードが有望なアーティストを発掘し、ひとまずCDのリリースを目指す。タワーレコードの大株主で業務提携もしているドコモが、そのアーティストの楽曲をドコモの有料楽曲配信サービス「dヒッツ」で配信する。各地のタワーレコード店舗と連携して、全国での音楽イベントなどとの協力・協賛を実施して、アーティストが活躍する場を拡げる。

 その一方で、レコチョクでは、ファンとアーティストの間を取り持つため、Webサイトやアプリを無料で開発、運営する。これらのサービスは、発掘されたアーティストに限らず、誰でも利用できるもの。将来的に楽曲のダウンロード販売などにこぎ着ければ、アーティストに売上を還元する。アーティストの登録受付は3月16日よりスタート。Web版は5月、アプリは7月に提供される予定。

 さらに「Eggsプロジェクト」は、全国のJFN系ラジオ局の番組「SCHOOL OF LOCK!」の「10代限定の音楽フェス」を共催、応募~Web審査のプラットフォームを提供するという。

関口 聖