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ビデオリサーチ調査、女性のスマホ所有率が男性を上回る

 ビデオリサーチインタラクティブは、パソコンでインターネットを利用するユーザーを対象に、スマートフォンの所有の有無などを調査し、結果を明らかにした。

 今回発表された調査結果は、同社が3月下旬に提供する予定のレポートのために、予備調査として行われたもの。スマートフォンの個人所有率を調査しており、同社として6回目の調査となっている。対象は、全国の15~69歳で、パソコンでインターネットにアクセスするユーザー。調査期間は2月7日~11日。回答数は2万1776件。

 調査結果によれば、スマートフォンの個人所有率は2013年8月の前回調査から4.8ポイント増加し、過半数の54%になった。2年前の2012年2月の調査と比較すると、2倍にあたるという。携帯電話・PHSの所有率は41.9%で、差は12.1ポイントに拡大している。

 スマートフォンの所有率を性別でみると、同調査ではじめて女性のスマートフォンの所有率が男性を上回り、54.4%になった。男性は53.7%だった。職業別では、女子学生が85.2%、男子学生が78.3%で、どちらも前回同様にスマートフォン所有率の高さが目立つ結果になった。主婦は前回調査から6.8ポイント増加し45.7%で、半数超えが近くなっている。

 タブレットの個人所有率は前回調査から1.8ポイント増の16.3%で、男性が20.2%、女性が12.1%になった。

 同社はこれらの調査結果をベースにした、アプリや専用サイトなどのコンテンツ利用状況に関する調査レポート「スマコン Vol.6」を3月下旬に提供する予定。

太田 亮三