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Facebook、メッセージングアプリのWhatsAppを買収

 米Facebookは、月間アクティブユーザーが4億5000万人というメッセージングアプリ「WhatsApp」を買収すると発表した。買収総額は160億ドル(約1兆6000億円)。

 「WhatsApp」は、月間4億5000万人に利用されるメッセージングアプリ。日本語版も提供されており、デイリーアクティブ利用率はその70%に達し、1日あたり100万人以上の新規ユーザーを獲得。やり取りされるメッセージの量は、全世界のSMS送受信量に近づいているという。こうしたメッセージングアプリは、日本ではLINEが巨大な存在となり海外でも展開する一方、グローバル市場での大手の一角がWhatsAppとなる。創業者でCEOのJan Koum氏はFacebookの役員になる。

 今回の買収以降もFacebookはWhatsAppのブランドを維持する。Facebook CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、プレスリリースの中で「WhatsAppは10億人に利用される道のりのと途上にある」とコメント。今回の買収は、より多くのユーザーに利便性の高い繋がる手段を提供することで、FacebookとWhatsAppの使命をサポートする、としている。

関口 聖