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ヤマダ電機でWiMAX 2+をアピール、スマホへの期待も

 UQコミュニケーションズは、31日にサービスを開始する「WiMAX 2+」の店頭イベントを行った。11時から、池袋の「ヤマダ電機 LABI1 日本総本店」で開催されたイベントには、UQの代表取締役社長 野坂章雄氏や、ヤマダ電機の代表取締役副社長 兼 代表執行役員COO 一宮忠男氏らが登壇。UQの広告キャラクターを務めるガチャピンやムックと共に、WiMAX 2+のサービス開始をアピールした。

ヤマダ電機 代表取締役副社長 兼 代表執行役員COO 一宮忠男氏
UQコミュニケーションズ 代表取締役社長 野坂章雄氏
ガチャピンやムックも登場し、イベントに花を添えた

 ヤマダ電機の一宮氏は、「弊社は2009年7月に、UQのMVNOとしてサービスを開始し、共に普及に努めてきた。新しいWiMAX(WiMAX 2+)も、全力を挙げて普及に努めたい」と語った。

 UQコミュニケーションズの野坂氏は、下り最大110Mbpsという速度や、速度制限のないWiMAX 2+の特徴を紹介。「ノーリミットWiMAXが一番のポイント。WiMAX 2+も2年間3880円で使い放題になる」と語った。ヤマダ電機との取り組みについては「7月に発売した『EveryPad』とWiMAXを合わせて提供され、大変店頭で売れている」とコメントした。

店頭では、テープカットも行われた

 ヤマダ電機でのイベント後には、野坂氏の囲み取材が行われた。MVNOに関しては、「契約は大きくは変えていない」といい、ルーターで提供する限りはUQコミュニケーションズのサービスと料金の大きな違いは生まれないことが明かされた。現時点では、「見切り発車な部分がある中で、3カ月でよく9社に集まってもらえた」という評価だという。

 WiMAX 2+対応端末は、「WiMAXで多様化したデバイスは大切にしたい」と述べつつも、「昔ほどたくさんは出ないのではないか」という見解を述べた。ポータブルルーターとホームルーター、スマートフォンなど、いくつかの形に集約されていくというのが野坂氏の考えとなる。ただし、WiMAX 2+はTD-LTEとの互換性があるため、「他社が決めることだが、スマートフォンには期待感がある」という。

 WiMAX 2+のチューニングは、「まだまだこれから」といった状況。「少し(基地局が)出揃った時期に、調整をかけないといけない。本質的には1と2で違いはないが、1は3セクタ、2は全方位といった違いがある」と述べている。

フォトセッションの様子
ヤマダ電機入り口には、タッチ&トライのコーナーも設けられている

石野 純也