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下り150Mbps対応、コンパクトなルーター「Wi-Fi STATION HW-01F」
(2013/10/10 12:50)
「Wi-Fi STATION HW-01F」は、タッチ操作が可能なディスプレイを搭載し、高速通信やコンパクトなボディが特徴のHuawei製モバイルWi-Fiルーター。2014年3月に発売される予定。
「Wi-Fi STATION HW-01F」では、2.4インチのタッチ対応カラーディスプレイが搭載され、電波状況やバッテリー残量のほか、利用したデータ通信量やSSIDなど、各種情報を確認可能。端末単体で接続先や省電力設定などの操作も行える。また、スマートフォンやタブレットに専用アプリをインストールすれば、「HW-01F」の画面に表示されるQRコードを読み取るだけで、スマートフォン側の接続設定を完了できる仕組みも用意されている。
無線LAN(Wi-Fi)はLAN側、WAN側ともにIEEE802.11a/b/g/nをサポート。同時接続台数は10台。Wi-Fiでは従来の2.4GHz帯に加えて、一般的に干渉が少なく、快適に通信できる5GHz帯もサポート。5GHz帯を屋外で利用するためのDFS(Dynamic Frequency Selection)機能を搭載している。同機能は、5GHz帯の利用時に付近の気象レーダーなどの干渉波を監視し、検出した場合には、即時電波送信を停止した上で、干渉しない別チャンネルを検索して自動で切り替えるというもの。電波送信の停止中は画面に通知が表示され、チャンネルの検索に60秒間が必要となるが、その際に5GHz帯から2.4GHz帯に切り替えることも可能。
通信方式はXiとしてLTE方式がサポートされ、800/1500/1700/2100MHzのクアッドバンド、下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsに対応する。FOMAでは下り最大14MbpsのHSDPA、上り最大5.7MbpsのHSUPAも利用できる。また、docomo Wi-Fiなどの公衆無線LANに接続することも可能。海外ローミングでは3G、GPRSに対応する。
バッテリー容量は1780mAh。ディスプレイは約2.4インチ、320×240ドット、QVGAの液晶。大きさは約90×57×13.5mmで、重さは約110g。連続待受時間、連続通信時間は未定。ボディカラーはOrangeとWhiteの2色展開。