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Android端末を自動車の燃費計として使える「燃費博士」

「燃費博士 for Android」

 イシダR&Dは7日、燃費管理用Androidアプリ「燃費博士 for Android」の配信をGoogle Playにて開始した。自動車の故障診断に使われるOBD機器(別売)とBluetoothで通信することにより、瞬間燃費・平均燃費などをリアルタイムに表示できる。アプリの利用料金は30日315円から。初回インストールから30日間はお試し期間として無料で利用できる。

 「燃費博士 for Android」の利用にあたっては、Bluetooth対応のOBD機器が必須。これを、運転席周辺にあるOBD2コネクタ(故障診断コネクタ)に接続しておくことで、燃費計算に必要な情報を取得する。このほか、Android端末側ではBluetoothのSPPプロファイルをサポートしている必要がある。

 アプリ対応車種および動作確認済みOBD機器のリストは、公式サイトにて公開している。なお、OBD2コネクタは車の発売年代によっては搭載されていない可能性がある。

 アプリの表示内容は55種類の項目から選択でき、アナログメーター風の表示にも対応。燃費のログをCSVファイルとして出力する機能も備える。

森田 秀一