ドコモのMEDIAS ES N-05DがAndroid 4.0にバージョンアップ
NTTドコモは、NECカシオ製のスマートフォン「MEDIAS ES N-05D」をAndroid 4.0にバージョンアップする更新ファイルの提供を開始した。Wi-Fiまたはパソコン経由にて手動で更新できる。
Android 4.0へのバージョンアップに伴い、スクリーンキャプチャ機能が追加されるほか、「伝言メモ」「プライバシー設定」機能が追加される。日本語入力のATOKは機能がアップし、「タップサーチ」は画面や画像からキーワードを抽出できるようになる。
操作面では、タッチフィードバックにテーマ追加、振動パターン変更が行われ、さらに選べる種類が増える。このほかAndroid 4.0標準の機能として、フォルダ作成機能や、最近使ったアプリの一覧を左右のフリックで個別に削除できるといった操作が可能。
アプリでは、「iコンシェル」「SDカードバックアップ」アプリなどが追加される。
なお、OSのバージョンアップに伴い一部の設定は初期化される。また、ATOKのデコメ絵文字履歴やデコメ絵文字に関する学習データおよび単語登録データは初期化される。「N-05D PC Link Tool」はAndroid 4.0用アプリをメーカーのWebサイトからダウンロードして利用する。VPN設定は初期化され、QuicSecからAndroid 4.0標準のIPSec VPNに変更される。
更新にかかる時間はWi-Fi利用時で約30分、パソコン利用時で約35分。更新は手動。パソコンを利用する場合はmicroSD経由でバージョンアップを行う。また、更新時には本体メモリに100MB以上の空き容量、microSDに500MB以上の空き容量が必要。更新中はほかの機能を利用できない。更新後のビルド番号は「A20047001」。
MEDIAS ES N-05D |
2012/10/16 12:21