センチュリー、スマートフォン専用の写真プリンター「APRi」


スマートフォンプリンター APRi

 センチュリーは、iOSとAndroidに対応した小型の写真プリンター「スマートフォンプリンター APRi」を9月上旬に発売する。価格はオープン価格で、店頭予想価格は1万4800円。12枚入りカートリッジが同梱される。別売りの36枚入りカートリッジは1780円。

 今回発売される「スマートフォンプリンター APRi(アプリ)」は、iPhoneなどのiOS端末、およびAndroid端末を接続して利用するスマートフォン専用の写真プリンター。App StoreおよびAndroidマーケットでは無料の専用アプリ「BollePhoto」が配信される。同アプリをインストールし、プリンター本体とスマートフォンを装着して、アプリで操作してプリントする。対応する画像フォーマットはJPEGで、アプリでは4分割や証明写真サイズなどの加工も可能。JPEG形式であれば、端末内に保存されている写真もプリントできる。

 印刷方式は昇華型熱転写方式で、解像度は300×300dpi、階調は256階調で1677万色。プリントサイズは150×100mm。印刷速度は1枚あたり約1分。インクと印刷用紙がセットになった専用カートリッジを装着して利用する。印刷の残り枚数は表示されないため、ユーザーが覚えておく必要がある。用紙が無くなると、本体の電源ランプが赤く点滅し、アプリにカートリッジを交換するよう通知される。

 電源はACアダプターを使用する。本体は電源ボタンのみのシンプルな仕様になっている。天面にはiPhone/iPod touch用のDockコネクタが用意されているほか、側面にUSB端子を搭載。iPadやAndroid端末はこのUSB端子に別途USBケーブルで接続する。接続されたスマートフォンの充電も可能で、プリンターの電源が入っていない状態でも充電できる。

 対応する端末は、iOS 4.1~、Android 2.2~。本体の大きさは175×100×151mmで、重さは約1.4kg。

 

(太田 亮三)

2011/8/25 17:49