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センチュリー、最大6台の外付けHDDをWi-Fi化できるアダプター

「USB HDD活かしてWi-Fi(CWFN-U2)」

 センチュリーは18日、「USB HDD活かしてWi-Fi(CWFN-U2)」の販売を開始した。外付けハードディスク(HDD)などのUSB接続式ストレージを、Wi-Fi(無線LAN)対応にするためのアダプター。専用のスマートフォンアプリなどから、ワイヤレスでファイルにアクセスできる。店頭価格は4800円程度。

 FAT32、NTFS、HFS+でフォーマットした外付けHDDやUSBメモリなどを接続可能。CWFN-U2本体内蔵のストレージ接続インターフェイスはUSB(2.0)×1ポートのみだが、USBハブを使用すれば、最大6台の機器を同時かつ個別に認識できる。なお、CWFN-U2自体の動作には専用USBポートからの給電が必要。

 無線LAN部の仕様はIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯)、最大通信速度150Mbps。スマートフォンなどからファイルアクセスする場合は、CWFN-U2専用の無線アクセスポイント(AP)へ接続する。「APクライアントモード」で動作させる場合は、CWFN-U2を自宅のルーターなどにWi-Fi接続できる。このため、3G接続機能のないWi-Fiタブレットなどでも、CWFN-U2に接続しつつ、インターネットも同時利用できる。

 同時アクセス可能なWi-Fi機器は最大で5台まで。実際のファイル転送速度は3~4MB/秒になるとしている。

 専用アプリ「Ikasu File Manager」はiOSとAndroidに対応。写真、動画、音楽の各ファイルを再生したり、Office系ファイルの閲覧ができる。なお、PCからアクセスする場合はネットワークドライブとして利用可能。

 本体サイズは42×88×13mm(突起部、アンテナ含まず)で、重量は45g。付属品は給電用USBケーブル(ACアダプター別売)など。

USB給電で動作
USBメモリも接続できる

森田 秀一