ドコモ、「LYNX SH-10B」の不具合を解消するソフト更新


LYNX SH-10B

 NTTドコモは、シャープ製Android端末「LYNX SH-10B」の不具合を解消する、ソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 「LYNX SH-10B」では、9月9日付けで、別の不具合が明らかになり販売が一時停止された。9月13日にその不具合を解消するソフトウェア更新が公開され、「9月18日より販売再開」と案内されていたが、9月17日にメール関連の不具合が確認され、販売再開が延期されていた。

 この事象は、ほぼ同様の仕様となるauの「IS01」でも確認されていたもので、一定条件下でのメール送信において、メールが送信されなかったり、別の宛先へ送信されたりする。24日に公開されたソフトウェア更新を提供することで、既存ユーザーの「LYNX SH-10B」での不具合が解消できる。利用しないときは利用料がかからないインターネット接続サービスのプラン「mopera U ライトプラン」を契約している場合、ソフト更新時にmopera Uへ接続することになるため、利用料(月額315円)が発生する。

 「LYNX SH-10B」の販売再開時期は、まだ決定しておらず、今後あらためて案内される。

 



(関口 聖)

2010/9/24 11:39