プライムワークス、大容量のFlash待受プラットフォームを開発
プライムワークスは、端末の情報とも連動できるエージェント型待受プラットフォーム「キャラタイム」を開発し、ソフトバンクモバイルが発売するシャープ製端末に供給すると発表した。「キャラタイム」対応端末向けのコンテンツ配信も行う。
「キャラタイム」は、大容量のFlashを用いた待受プラットフォーム。5MBの大容量コンテンツをシナリオ制御によりさまざまに再生できるほか、前面、背面の2層のレイヤーで異なるFlashファイルを再生できる。音声発着信やメール送受信、アドレス帳など70種類以上の端末情報と連携できる。コンテンツの中に仕込まれたメールの文章を、キャラクターからメールが届いたかのようにみせる疑似メール機能も用意されている。また、ユーザーが複数のコンテンツを切り替えて利用することが可能になっている。
当初の対応端末は「940SH」「941SH」で、ソフトバンクから発売されるシャープ製端末で順次対応する予定。きせかえコンテンツサイト「カスタモ」では、今後ハローキティやウサビッチ、宇宙戦艦ヤマトなどのコンテンツを配信する予定となっている。
プライムワークスはまた、キャラタイム対応コンテンツとして、シャープ製端末に「ケータイ係長」をプリインストールする。「ケータイ係長」は3万枚以上の原画を描き起こして合計90分以上のアニメーションを収録しているほか、キャラクターは1億2600万通りの生活アルゴリズムを基本に、遅刻やトイレなどの生理アルゴリズムを加え、理論上無限大の行動パターンで24時間365日、待受画面上で生活する。30種類以上の季節連動イベントや端末情報と連動したイベント、時間帯で変わるテレビ画面、70種類の食事メニュー、数十万通りの会話を自動生成する会話ジェネレーターなど、さまざまな要素が搭載されており、容量も20MBと大容量になっている。
「ケータイ係長」の一場面 |
2009/11/18 18:48