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NFC搭載の携帯電話、国内普及台数が1392万台に

 スマートフォンなどに搭載される非接触型の通信技術「NFC」の日本国内での普及促進を目指して、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3キャリアによって2011年12月に設立された「モバイル非接触型ICサービス普及協議会」は、2014年2月に正式名称を「モバイルNFC協議会」に変更した。これに伴い、英語表記を「Mobile NFC Association」(略称:MoNA)と新たに定めた。

 「モバイルNFC協議会」の参加会員企業数は、2014年4月1日時点で計30社。上記3キャリアを理事会員とし、一般会員に三井住友カードや三菱UFJニコス、JCBなどが属する。

 また、同協議会の集計によると、日本国内におけるNFC搭載の端末(TypeA/B方式対応のスマートフォン)の普及台数が、2014年1月末時点で1392万台に到達したことが明らかにされた。現在は、KDDI、ドコモ、ソフトバンクモバイルの3キャリア合わせて、累計70機種のNFC対応端末が市場に展開されている。同協議会では、今後も定期的にNFC搭載端末の普及台数を発表していくとしている。

西村 夢音