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auショップのユニフォーム刷新、カジュアルで親しみやすさを感じられるデザインに

男性にもオールシーズンのユニフォームを設定

10月から切り替わるauショップのユニフォーム(一例)

 KDDI、沖縄セルラーは、全国で約2500店舗を展開するauショップのスタッフのユニフォームを4年ぶりに刷新する。デザインはBEAMSが監修。複数のアイテムを用意することでスタッフが自由に組み合わせて着られるほか、新たに男性向けにもオールシーズンのユニフォームを設定した。KDDIでは10月1日から、沖縄セルラーは11月1日から一斉に切り替える。

 auショップは、販売する商品の多様化にともない、来店するユーザーも幅広い層に広がっている。KDDI コンシューマエクスペリエンス推進部長の木村奈津子氏は、さまざまなサービスを提案・販売する店舗としては「まだまだ新参者」と語り、過渡期であると位置づける。大枠として、「ユーザーの生活体験を変革していく」という接点がauショップになり、料金プランの見直しといったことでも、より気軽に来店してもらったり、信頼感や親しみを覚えてもらったりすることはこれまで以上に重要になるという考え。

 「auショップを、さらにサポート力と、親しみのある場に変えていきたい」(木村氏)という思いから、今回のユニフォームのリニューアルでは、“ビジネスカジュアル”がテーマになった。色合いは全体的にネイビーが基調となるが、これはauショップの内装にオレンジが多用されていることを考慮したものという。

 カーディガンやベスト、パンツといった組み合わせをスタッフそれぞれが選べ、スタッフの個性、あるいは店舗の立地や客層に合わせたコーディネートが可能。小物を含めて女性向けは14アイテムで28パターン、男性向けは11アイテムで14パターンものバリエーションが実現されている。

 また、平テーブルでの接客、バックヤードでの作業といった幅広い業務内容や、インカムの着用、スカーフやリボンのズレを防止する仕組み、伸縮性のある生地や機能的なホールといった、細かな部分までスタッフの業務を考慮してデザインされている。

 なお、約2500店舗のauショップのスタッフは、約2万人。KDDIの直営店はすでに独自デザインのユニフォームを導入しており、今回のリニューアルの対象外。

KDDI コンシューマエクスペリエンス推進部長の木村奈津子氏と、ビームス 開発事業本部開発事業部ライセンス事業課課長/バイヤーの矢崎裕氏