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8月30日~9月5日は「防災週間」、災害用伝言板の体験利用が可能に

 8月30日~9月5日の「防災週間」にあわせ、携帯3社やNTT東西は災害用伝言板、災害用音声お届けサービス、災害用伝言ダイヤルの体験利用サービスを提供する。

NTTドコモの「災害用伝言版」

 大地震など、大規模な災害が発生すると、通話や通信が集中して回線が混み合い連絡が取りづらくなることがある。「災害用伝言板」はそうしたときに身近な人へ安否を知らせるためのサービスだ。Webサイトやキャリア各社の災害対策アプリから利用できる。

 登録した情報は、各災害用伝言板サービスの間で共有され、他キャリアの端末やパソコンでも確認できる仕組みになっている。

 災害時に音声メッセージで伝えるサービスとして、「災害用音声お届けサービス」(携帯キャリア3社)、「災害用伝言ダイヤル」(NTT東西)がある。データ通信を利用して、ネットワークに負荷をかけない形でメッセージを再生できる。災害用音声お届けサービスに残した情報はキャリア3社間で共有される。災害用伝言ダイヤルで残したメッセージはNTT東西の災害用伝言版からも再生できる。

 MVNOをユーザーは、キャリア3社の災害用サービスを利用できないが、NTT東西の災害用伝言板(web171)や災害用伝言ダイヤルを利用できる。

 また、それぞれのサービスに登録された情報を串刺し検索できるサービスとして、「J-anpi」が提供されている。詳細は過去記事「試してみよう『災害用伝言板』、格安スマホで使える方法も」を参照いただきたい。防災週間をきっかけに、災害時の連絡手段を見直してみてはいかがだろうか。