Clova対応スピーカー「WAVE」、動画で見るその動き

　LINEから登場するスマートスピーカー「WAVE」と、その背後にあるAIアシスタント「Clova」のデモンストレーションが、15日、LINEのプライベートイベント「LINE CONFERENCE 2017」で披露された。

　音声認識や会話などを構成する会話エンジンと、ユーザーにあわせたコンテンツなどを挙げるリコメンデーションエンジン、つまり「インターフェイス」と「ブレイン」で構成されるのがClova、と舛田氏は説明。キーボードやディスプレイの次のデバイスが音声インターフェイスのスマートスピーカーやAIである、との認識を示し、スマートスピーカーだけではなく家電やクルマ、IoTデバイスなど全てと繋がっていく世界を目指す、と語る。

　舛田氏が「Clova、こんにちは」と語りかければ、Clovaは「こんにちは」と返す。緊張している？　という問いには「緊張感は常に忘れないようにしています」としっかりした性格という印象を与える返答。

　「Clova、みなさんに自己紹介して」と言えば、「私はClovaです。さまざまなデバイスを通じて、あなたのお役に立つことができます。音声による指示で音楽の再生や、LINEメッセージの送信、アラームのセット、天気やニュースを読み上げることもできます。あなたの生活をより良いものにするために精一杯頑張ります」と答える。

　今日の天気は？　と質問すると「本日、15日の東京都渋谷区の天気は、晴れ一時くもり……」と回答。今日の天気に合う音楽をかけて、あるいはわたしに合う音楽を、と言う問いにもそれにあわせた音楽を再生していた。