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ファミマとLINE、伊藤忠が提携~次世代店舗でLINEのAI「Clova」活用へ
2017年6月15日 17:50
伊藤忠商事、ファミリーマート、LINEは業務提携することで基本合意書を締結した。ファミリーマートが今後展開する次世代店舗において、LINEのAI「Clova」などLINEの各種サービスと連携する。
3社の取り組みが具体的にどうなるか、15日の段階では詳細は明らかにされなかったが、LINE代表取締役社長の出澤剛氏は、近日、あらためて説明するとコメント。
15日に開催されたLINEのイベント「LINE CONFERENCE 2017」で示された映像は、自宅にClova対応のスマートスピーカー「WAVE」を設置したユーザーが、家を出ようとすると「WAVE」は「サンドイッチを買い忘れないように」と音声で促す。自動車で外出すると、カーナビが近くにあるファミリーマートの店舗を通知し、店舗を訪れて……というストーリーだった。
登壇したファミリーマート代表取締役社長の澤田貴司氏は、「2~3カ月前に、米国の企業が示したナントカGO(おそらくAmazon GOのこと)というものがありましたが、(映像を観た報道陣、来場者に)違いにお気づきになりましたか。僕らが一番大事にしている、働いている人の姿がありました。今この瞬間も20万人の仲間が働いています。いろんな技術を採り入れるが一番重要なのは、働く人たちが喜んで笑顔になること。お客さまに寄り添っていくこと。それが理想とするコンビニエンスストア。人が宝だと思うし、最終的に社会貢献などに繋がっていく。出澤さんと一緒に作りたい」と意気込んだ。