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LINEのAI「Clova」搭載第1弾、スマートスピーカー「WAVE」発売時期・価格が明らかに

ヤマハのボーカロイド、Xperia Earオープンスタイルがパートナーに

 LINEは、AIアシスタント「Clova(クローバ)」を搭載する最初のデバイスとして、宅内用のスマートスピーカー「WAVE」を今秋、発売する。価格は1万5000円。機能を絞り、音楽機能だけの先行体験版を今夏、限定で販売する。先行体験版の価格は1万円。正式版が登場すれば先行販売版の機能はアップデートされ、正式版と同じになる。

 WAVEはスマートフォンと連携するスピーカーとしての機能のほか、話しかけたら雑談に応じてくれる機能や、LINEのメッセージに対応。さらに4000万曲が聴き放題になる。ニュースや天気も教えてくれる。個人のスケジュール、ToDo、メモも話しかけてメモを残せる。5m離れた距離からも発話を認識できる。

 赤外線機能を搭載しており、2000のテレビメーカーに対応。まずはテレビのON、OFFを操作できる。今後はエアコンやテレビのボリュームコントロールにも対応していく。

 新サービスのフードデリバリーなど、LINEの各種サービスとも今後連携できるようになる予定。

 LINEの舛田淳氏は、環境とAIが溶け合っていく世界になる、これまではスマートフォンにフォーカスしてきたがこれからは全てAIにフォーカスすると宣言。そしてこれまでにない、エコシステムを産みだす次世代のプラットフォームとして「クラウドAIプラットフォーム」が位置付けられる。そこで開発しているのがクラウドバーチャルアシスタントの「Clova(クローバ)」になると語る。

LINEキャラのスピーカーも

 開発中のスマートスピーカーとして「CHAMP」も開発されている。屋外でも利用できるよう開発中とのことで、今冬、あらためてその詳細が明らかにされる予定。

 外観はLINEのキャラクターであるブラウンなどを模したもの。今後はコラボレーションのキャラクターも開発する。

新パートナーはヤマハ、Xperia

 新たにヤマハのボーカロイド、ソニーのXperia Earオープンスタイルと協力していくことも明らかにされた。