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日本のユーザーはアプリ所持数が世界1位、App Annieが調査

 1日で最も多くアプリを利用する時間が長いのは韓国、続いてブラジルで、インストールするアプリの本数が一番多いのは日本――App Annieが発表した、2017年第1四半期におけるユーザーのアプリ利用状況のレポートで明らかにされたデータだ。

 同レポートでは、インドやブラジル、中国、欧州、米国など、世界各地のユーザーの利用動向をとりまとめている。インストール済アプリが100本を超えている国は中国と日本で、日本はその中国よりも多く世界トップに。インストールされているアプリのうち、1/3~半数程度が毎月利用されているという。

 よく利用されるアプリでは、ブラウザなどプリインストールされているものが多く、カテゴリー上では「ユーティリティ」「ツール」がトップ。それに次ぐのがSNS関連のアプリとなった。

 利用時間は国によって異なるが同様の調査を行った2015年、2016年と比べ、どの国でも2017年の利用時間は増加。たとえば米国のユーザーは1日平均2時間15分ほど使っている。この米国より多いのが、インド、日本、メキシコ、そして韓国。上位の韓国、ブラジルは3時間を超える利用時間であり、韓国と日本では利用時間の1/4をゲームが占めている。