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ソフトバンク C&S、人工知能を利用した英会話ロボット「Musio X」

4月14日発売。発音の採点からAIを利用した英会話まで対応

 ソフトバンク コマース&サービスは4月14日より、AKA社の英語学習用AI(人工知能)搭載ロボット「Musio X(ミュージオ エックス)」を販売する。また、3月17日からは、SoftBank SELECTION オンラインショップや一部家電量販店で予約を受け付ける。「Musio X」単体の価格は9万8000円、英語学習の教材がセットになったものは12万8000円(いずれも税別)。

 「Musio X」は、英語学習用の機能を複数搭載したロボット。クラウドからデータを検索し、質問に対してその場に応じた受け答えをする、会話モードを利用できる。ディープラーニング基盤の人工知能コミュニケーションエンジンを搭載し、話せば話すほど賢くなるという。ただし本製品で会話するには、Friend Plan(月額980円~/1ユーザー)への加入が必要。

 本体とは別に、教材や、教材の読み取りなどに使う専用のスキャナ「Sophy」を加えた「Musio X 教材セット」も展開。フラッシュカードでアルファベットや単語の発音をチェック、採点を行える。ほかにも、ボードブックでクイズゲーム形式のヒアリング、学研プラスと共同制作したテキストで本格的な英語学習なども可能。

 無線通信規格はIEEE 802.11b/g/nおよびBluetooth 4.0 Low Energyをサポートし、iOS 8.0以降/Android 4.3以上対応のアプリ「Musio」と連携すると、本体の設定や学習状況の確認を行える。

 本体にはOSとしてAndroid 5.1.1、CPUはARMのCortex(クアッドコア)を内蔵している。内蔵マイクで声紋分析によるユーザーの声認識が可能で、今後は内蔵カメラでユーザーの顔認識もできる機能も追加予定。

 本体サイズは174×83×218mm、重さは約850g。容量1万800mAhの内蔵バッテリーで動き、約10時間動作する。