高コストパフォーマンスなBluetoothイヤホン、SoftBank SELECTIONが発表

　ソフトバンク コマース＆サービスは、スマートフォンなどの周辺機器を取り扱う「SoftBank SELECTION」において、新しいオーディオブランド「GLIDiC（グライディック）」を立ち上げ、同ブランドでオリジナルの新製品として、コストパフォーマンスに優れるというBluetoothイヤホン2製品「Sound Air WS-5000」「Sound Air WS-3000」を発表した。

「Sound Air WS-5000」

「Sound Air WS-3000」

　価格はオープン価格。「Sound Air WS-5000」は11月25日発売で、同社オンラインストアでの価格は7992円（税込、以下同）。「Sound Air WS-3000」は10月21日発売で、4968円。

　ソフトバンクショップや「SoftBank SELECTION」のオンラインストアのほか、家電量販店でも取り扱われる。

「Sound Air WS-5000」

　「Sound Air WS-5000」は左右のイヤホンがケーブルで繋がっただけのシンプルな構造で、Bluetoothでスマートフォンなどと接続する。ネオジウムマグネットドライバーを搭載し、アルミ合金のハウジングを採用。バッテリーは左右のハウジングに分割して搭載され、内部容積が左右で均一になる設計になっている。

　音質は、ワイドレンジで歪みのないクリアなサウンドを基本とし、電車などの騒音を考慮した聞き取りやすい高音域で音の爽快感を実現したとしている。

　ボディカラーはカッパーとブラックで、ブラックは深みのある濃い青色で仕上げられている。

　コーデックは標準的なSBCのほかに、iOS向けとしてAAC、Android向けではaptXをサポートする。iOSではバッテリー残量をスマートフォン側に表示できる。

　連続待受時間は約200時間、連続再生時間は約8時間。充電時間は約3時間。Bluetooth 4.1に対応し、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。SCMS-Tをサポートする。

　大きさは約32×14×14mmで、重さは約15g。コード長は60cm。イヤーピースはXS・S・M・Lが同梱される。充電はmicroUSB。

「Sound Air WS-3000」

　「Sound Air WS-3000」は、3.5mmのステレオミニプラグで接続するイヤホンに、小型でクリップが付いたBluetoothレシーバーをセットにしたもの。

　イヤホンは、すでに販売し好評を博しているイヤホン「SE-1000」をベースに、左右の音のセパレーションを向上させる4芯独立構造を採用しワイヤレス仕様に最適化したとしている。

　コーデックは標準的なSBCのほかに、iOS向けとしてAACをサポートする。iOSではバッテリー残量をスマートフォン側に表示できる。

　連続待受時間は約180時間、連続再生時間は約6時間。充電時間は約2.5時間。Bluetooth 4.1に対応し、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。SCMS-Tをサポートする。

　レシーバーの大きさは約51×15×11.4mmで、重さは約23g。コード長は40cm。イヤーピースはXS・S・M・Lが同梱される。充電はmicroUSB。

新オーディオブランド「GLIDiC（グライディック）」

　20日に発表された2製品に加えて、これまで「SoftBank SELECTION」のオリジナルモデルとして開発・販売してきたイヤホン3製品も、新たなオーディオブランド「GLIDiC」のラインナップとして販売されることになる。

　具体的には、ノイズキャンセリング機能を備えたBluetoothイヤホン「Smart Quiet WS-7000NC」、有線接続の「SE-5000HR」「music piece SE-1000」が「GLIDiC」ブランドのラインナップとして取り扱われる。なお、これら3製品のパッケージは、当面は従来と同じ。

　20日にはオーディオ・ビジュアル・アワードの「VGP 2017」において、「GLIDiC」ブランドの5製品がすべて、該当する部門で受賞したことも明らかにされている。このうち新製品のBluetoothイヤホン「Sound Air WS-5000」は、「Bluetooth インナーイヤー型ヘッドホン（1.5万円未満）」の部門で金賞を受賞している。

　「GLIDiC」は、「高品質なオーディオ製品を、圧倒的なコストパフォーマンスで提供する」と謳われており、2017年度モデルとして新商品を開発中であることも明らかにされている。