ニュース

スマホを自動探索・充電する卓上ロボ、KDDI総合研究所が試作

 KDDI総合研究所は、卓上でスマートフォンを自動探索して充電するIoTガジェット「充電ロボ」のプロトタイプを開発した。3月24日~26日に東京・二子玉川で開催されるGoogleのイベントで展示・披露される。

「充電ロボ」プロトタイプ

 「充電ロボ」は、カメラ、距離センサー、マイコンボードなどの市販の安価なパーツを用いながら、高度な動作を実現した自律走行ロボット。卓上の様子をカメラで認識し、障害物を避け、机から落下しないように動きながらスマートフォンを探索し、見つけるとUSBポートを認識して自動で接続、スマートフォンの充電を行う。充電後は、卓上の充電ステーションに自動的に戻る。

 「充電ロボ」は2016年9月にGoogleが主催した一般公募のアイデアコンテスト「Android Experiments OBJECT」で特別賞を受賞しており、3月24日~26日に二子玉川の蔦屋家電で開催される「Android Experiments OBJECT」の展示イベントに、ほかの受賞作品とともに展示される。