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プジョーやシトロエンに「Snapdragon 820A」搭載、2020年に登場

プライベートLTEネットワークや中国での新たな取り組みも発表

 クアルコムは、プジョーやシトロエンなどを有するPSAグループに対し、次世代のインフォテイメントシステム用に「Snapdragon 820 Automotive」(820A)を提供する。同プロセッサーはPSAグループの車に2020年から搭載される。

 車載向けチップセット「Snapdragon 820A」の採用により、車内のインフォテイメントシステムでは、音楽や動画ストリーミング、3Dナビゲーション、複数の4Kディスプレイのサポート、強力なGPUパフォーマンスなどで、没入型体験を実現するとしている。

 なお「Snapdragon 820A」は、2017年1月の時点で、独フォルクスワーゲンの車に搭載されることが発表されている。

Snapdragon 820A(CES 2016での紹介時)

プライベートLTEネットワーク

 クアルコムはまた、GE DigitalとNokiaと共同で、インダストリアルIoT向けのプライベートLTEネットワークの試験に成功したと発表している。

 プライベートLTEネットワークは、LTEを共有/アンライセンス/専用周波数帯で利用できるようにするもので、企業は周波数帯ライセンス不要で、特定の用途に最適化したLTEネットワークを構築できる。デモはアメリカの共有周波数帯である3.5GHzでTD-LTEを活用して行われたほか、研究や実証実験は2017年を通して実施される予定。

中国、3.5GHz帯で5Gトライアル

 このほか、クアルコム、ZTE、チャイナモバイルの3社は、3.5GHz帯において、3GPPが策定する5G New Radio(5G NR)に基づいたフィールドテストや接続試験を実施する計画を発表している。試験は2017年後半にも実施される見込み。