ニュース
ファーウェイ、au VoLTE対応の「nova」とAndroid 7の「nova lite」
2017年2月21日 15:24
ファーウェイ・ジャパンは、Androidスマートフォンの新機種「nova」「nova lite」を2月24日に発売する。価格は「nova」が3万7980円(税抜、以下同)。「nova lite」の価格はMVNOによって異なる。
これまでファーウェイでは、ビジネスフラッグシップの「Mate」シリーズ、プレミアム感とコストを追求した「P」シリーズをラインアップしてきたが、今回の「nova」シリーズは、若年層を意識したモデルと位置付ける。デュアルカメラはないが、カメラ機能では、セルフィ(自撮り)を楽しめるよう、メークアップモードなどを搭載する。
スペック | nova | nova lite |
ディスプレイ | 約5.0インチ フルHD IPS | 約5.2インチ フルHD IPS |
メモリ/ストレージ | 3GB/32GB | 3GB/16GB |
CPU | Snapdragon 625 (2GHz×8) | Kirin655 (オクタコア、2.1GHz×4、1.7GHz×4) |
OS | Android 6.0 | Android 7.0 |
バッテリー | 3020mAh | 3000mAh |
対応バンド | FDD-LTE:1/3/5/7/8/19/28 TD-LTE:40 |
nova
「nova」は、次世代3D指紋認証センサーや1200万画素のアウトカメラと800万画素のフロントカメラ、オクタコアCPU(Snapdragon625)、3020mAhのバッテリーを、曲線的な5インチディスプレイのボディに備えるAndroid 6.0スマートフォン。背面は持ちやすいよう、弧を描くアーク形状を採用。5インチディスプレイの左右はベゼル幅1.8mmという狭額縁設計で、全体の幅が69.1mmに仕上げられた。
背面上部の中央に用意された指紋認証センサーでは、約0.4秒でロックを解除できる。さまざまな方向からのタッチに対応できるとのことで、3D指紋認証とうたう。
音響面では、米DTS社の技術「DTS Headphone:X」により、対応楽曲であればイヤホン/ヘッドホンで7.1chのバーチャルサラウンドサウンドを楽しめる。
nanoSIMカードスロットを2つ備え、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応。2つ目のSIMカードスロットでは、3G(W-CDMA方式)と2G(GSM)をサポートする。
フロントの800万画素カメラで楽しめるメークアップモードでは、顔を認識して、化粧をしたかのようなエフェクトを加えてくれる。「スウィート」「キュート」「ナチュラル」「パーティ」から選べる。
背面にある1200万画素アウトカメラは、1.25μmピッチのソニー製高感度センサーを採用。0.3秒でピントがあう高速オートフォーカスや、像面位相差AF、コントラストAFをサポートする。
大きさは141.2×69.1×7.1mm、重さは約146g。ボディカラーはミスティックシルバー、チタニウムグレー、ローズゴールドの3色。Android 6.0を採用し、CPUはSnapdragon 625(オクタコア、2GHz×8)、32GBのストレージ、3GBのメモリを搭載する。バッテリーは3020mAh。急速充電(5V/2A)に対応。端子はUSB Type-Cとなる。
nova lite
もう一方の「nova lite」は5.2インチのフルHDディスプレイにオクタコアCPU(Kirin655、2.1GHz×4/1.7GHz×4)を搭載する。3GBのメモリ、3000mAhのバッテリーとあわせて、パワフルなスペックに仕上げられている。
スタンダードなデザインながら、ディスプレイ周辺は2.5D曲面ガラスを採用。
novaと同じく、1.25μmの1200万画素カメラを採用。0.3秒でピントがあう高速オートフォーカスや、像面位相差AFをサポート。食事を美味しそうに記録する「ナイスフード」モードもある。800万画素のインカメラでは、メークアップモードはないが、自分の顔を登録していつでもより美しく撮影できる「パーフェクトセルフィー」が利用できる。
指紋認証センサーや、音響技術のSWS(Super Wide Sound)2.0もサポートする。大きさは約147.2×72.9×7.6mm、重さは約147g。ボディカラーはホワイト、ブラック、ゴールドの3色。Android 7.0を採用する。ストレージは16GB、メモリは3GB。 nanoSIMカードスロットを2つ備える。