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「Nintendo Switch」2万9980円で3月3日発売
スマホアプリで招待やチャットも
2017年1月13日 13:12
任天堂は、次世代ゲーム機「Nintendo Switch」に関する発表会を開催し、2万9980円(税抜)で3月3日に発売すると発表した。予約は1月21日から。主要国・地域で同時に発売し、リージョンロックは原則として廃止されることも明らかにされた。
13日に開催された発表会は、2016年10月にコンセプト動画が公開されていた「Nintendo Switch」の、実際の使い方や特徴、主要なゲームタイトルなどのソフトウェアを紹介するもの。
この中では、「『Nintendo Switch』と連携できるスマートデバイスアプリを使うと、スマートデバイス上で友だちを招待したり、遊ぶ時間を約束したり、ボイスチャットができる」と、スマートフォンなどとも連携していくことが案内された。
これらを含むオンラインサービスは発売からしばらくは無料で利用できる見込み。2017年秋以降に有料化される予定で、詳細は今後改めて案内される。
13日に明らかになったのは、左右で分離・合体できる「Joy-Con」(ジョイコン)は、左右で色違いにしたカラーバリエーションが用意され、「Nintendo Switch」の製品パッケージも、ジョイコンがノーマルカラーのバージョンと、左右で色違いになったバージョンの2つが用意されることが明らかにされている。価格はどちらも同じ。
「Joy-Con」にはまた、形状や距離を認識できるモーションIRカメラ、リアルな振動を再現するHD振動機能が搭載されることも明らかにされた。
ゲームタイトルでは、マリオやゼルダ、スプラトゥーンなどの最新作が披露されたほか、任天堂の新規タイトルや、国内外のサードパーティからも注目のソフトェアが披露された。「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は本体と同時で、3月3日に発売される。
発表会後に開催された体験会は、同じ会場にて1月14日、15日には一般向けにも公開される。
主な仕様
ディスプレイは6.2インチ、1280×720ドット、タッチ操作対応の液晶ディスプレイ。NVIDIA製でカスタマイズされたTegraプロセッサーを搭載する。本体メモリ(ストレージ)は32GB。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/acをサポートし、Bluetooth 4.1をサポートする。microSDXCカードを利用できる。
ドックに装着する「TVモード」では、HDMIケーブルでテレビに接続し、1920×1080ドット、60fpsで映像を出力する。「TVモード」では市販の有線LANアダプターも利用できる。
音声はリニアPCM 5.1chに対応、本体にもステレオスピーカーを内蔵する。本体の充電およびドックとの接続はUSB Type-C端子。
内蔵バッテリーは4310mAh。ゲームタイトルにより駆動時間は異なり、目安は約2.5~6.5時間と公表されている。充電時間はスリープ時で約3時間。
本体の大きさは、Joy-Con取付時で101×173×13.9mm、重さは約398g。画面部分のみは297g。