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WiMAX 2+の宅内ルーター「Speed Wi-Fi HOME」、置くだけで3LDKをカバー
2017年1月11日 12:06
「Speed Wi-Fi HOME L01」は、ファーウェイ製の宅内用WiMAX 2+ルーター。auの2017年春モデルとして2月中旬に発売される。
固定回線を置き換える通信手段として提供する。主なターゲット層は20~30代の単身世帯や夫婦世帯で、開通工事が不要で、コンセントに繋ぐだけで手軽に利用できると訴求する。
価格と料金プラン
価格は2万8080円(税込、以下同)。毎月割は1770円×24回(総額2万8080円)で、実質負担額は0円となる。
料金プランは、WiMAX 2+のみを利用する場合に容量制限がない「WiMAX 2+ フラット for DATA EX」(月額4880円)または「WiMAX 2+ フラット for DATA」(月額4196円)を利用できる。両プランは「WiMAX 2+おトク割」の対象で、加入から25カ月間、毎月500円が割引される。
他のWiMAX 2+ルーターと同様に、スマートフォンなどとのセット割「auスマートバリュー mine」の対象機種となっている。
プラン名 | WiMAX 2+ フラット for DATA EX | WiMAX 2+ フラット for DATA |
月額基本料 | 4880円 25カ月目まで4380円 | 4196円 25カ月目まで3696円 |
容量制限 | WiMAXのみ利用時(ハイスピードモード):無制限 LTE利用時(ハイスピードプラスエリアモード):月間7GB | 月間7GB |
1台で3LDKの住宅をカバー、NFCで簡単接続
屋内専用の設計としてWi-Fiの通信性能を強化し、3LDK(70~80平米)の住宅を1台でカバーする。2.4GHz帯と5GHz帯同時に利用可能で、それぞれ20台ずつ、最大40台まで同時に接続できる。有線LANポートも2つ搭載する。
通信速度はWiMAX 2+で下り最大440Mbps、上り最大30Mbps(理論値、対応エリア内の場合)。4G LTEは800MHz帯と2GHz帯をサポートし、下り最大225Mbpsにて利用可能。
部屋になじむシンプルなデザインを採用。LEDを消灯するモードを搭載する。設定はアプリや管理画面から行うが、端末本体のボタンで通信モードの切替などの簡単な設定ができる。
Wi-Fiをパスワード入力なしで設定するための機能として、WPSボタンを搭載。NFCも搭載し、対応端末をルーターの上部にかざすだけで設定できる。本体下部には初期設定のSSIDとパスワードを記録したQRコードも用意しており、スマートフォンで読み取って接続することもできる。
USB-Aポートを1基搭載する。今後の機能追加に備えたもので、発売時に利用できる機能はないという。バッテリーは非搭載で、電源は付属のACアダプターを利用する。大きさは約180×93×93mmで、重さは約493g。カラーはホワイトのみ。