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自動運転車に5G技術活用、ドコモとDeNAが共同実験

 NTTドコモとディー・エヌ・エー(DeNA)は、自動運転車両の遠隔管制システムに5G(第5世代)モバイル通信技術を活用するため、共同実験を実施することで合意した。第1弾として、自動運転車に設置されたカメラ映像を、5G技術を用いて伝送する実験を開始する。

 5Gは、2020年の商用化に向けて開発が進められている通信技術。超高速で大容量かつ低遅延で通信できる特徴を持つ。ドコモでは、5Gネットワークで8Kの高精細動画を伝送する実験も行っている。

ロボットシャトル

 一方、DeNAは自動運転技術の研究を進めており、自動運転バス「ロボットシャトル」を活用した屋内移動システムを提供している。現時点で「ロボットシャトル」自体は遠隔制御機能を持たず、あらかじめ作成された地図に従って運行するシステムとなっている。

 共同実験の第1弾は、自動運転車にカメラを搭載し、5Gで高精細映像の伝送を行うという内容。遠隔地にいるオペレーターが、運転手のいない自動運転車の監視や、乗客のサポートに活用できる管制システムの構築を検討する。

実験のイメージ

 なお、11月17日~18日に神奈川県横須賀市のドコモR&Dセンタ(YRP)で開催される「DOCOMO R&D Open House 2016」にて両社は、今回の共同実験のデモンストレーション展示を「ロボットシャトル」を使用して行う。