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ソフトバンク、1.5GHz帯の3G「ULTRA SPEED」2017年3月31日午前2時に終了

 ソフトバンクは、2015年12月に案内していた、1.5GHz帯の3Gサービス「ULTRA SPEED」の終了について、2017年3月31日午前2時にサービスを終了することを明らかにした。

 同社は1.5GHz帯で提供している3Gサービスを2017年3月末に終了(停波)し、2017年4月から10MHz幅すべてをLTEで利用する方針を、2015年12月に明らかにしていた。今回、そのサービス終了日時が2017年3月31日の午前2時と案内された形。1.7GHz帯についても3Gサービスは2018年1月末で終了する予定だが、こちらの終了日時は今後案内される。

 1.5GHz帯の3Gサービスは、10MHz幅を用いて、DC-HSDPA方式で下り最大42Mbpsの「ULTRA SPEED」として提供されている。2016年9月からは、サービス終了に先立ち、千葉県北西部、埼玉県南部、茨城県南部で「ULTRA SPEED」の通信速度が最大21Mbpsに低速化されている。

 「ULTRA SPEED」対応端末で契約できる料金プランも、一部は2017年3月31日午前2時で提供が終了する。終了するプランは、「データフラットプラン」「データフラットプラン for ULTRA SPEED」「データフラットプラン for BB」「データライトプラン for BB」の4種類。

 なお、「ULTRA SPEED」の利用をメインに据えた一部のデータ通信端末で、上記の終了する料金プランを契約したままの場合、停波とプランの終了で、端末が利用できなくなる。機種変更を促す施策は今後も実施されるが、停波当日である2017年3月31日の閉店時間までは、ソフトバンク取扱店(実店舗)で機種変更を受け付ける。

 1.5GHz帯の「ULTRA SPEED」の終了により端末が受ける影響は、機種により異なる。詳細は同社のWebサイトで調べることができる。