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訪日外国人を多言語通訳タブレットで案内、嵯峨嵐山で実証実験

 KDDIは、JR西日本と嵯峨野観光鉄道が9月17日に開始する訪日外国人向けの実証実験にて、多言語通訳アプリを搭載したタブレット端末を提供する。

 実証実験は、総務省の「多言語音声翻訳システムの利活用実証」の枠組みで、京都市が中心となって行うもの。JR西日本は嵯峨嵐山駅、嵯峨野観光鉄道は隣接するトロッコ嵯峨駅にて、多言語翻訳アプリを活用して訪日外国人への案内を行う。

 KDDIが提供する4G LTEタブレットには、スマート・ナビの多言語通訳アプリ「テレビde通訳」がインストールされる。「テレビde通訳」はiOS向けアプリで、FaceTimeのテレビ通話機能を利用して、コールセンターの通訳者が通訳サービスを提供する。