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大須に「mineoショップ 名古屋」オープン
2016年9月5日 13:07
ケイ・オプティコムは9月5日、MVNOサービス「mineo」(マイネオ)の専売店「mineoショップ 名古屋」(名古屋市中区大須3-12-35)をオープンした。
「mineoショップ 名古屋」は、大阪梅田のグランフロント大阪で「mineo 大阪」(旧mineoアンテナショップ)に次ぐ2つ目のmineoの実店舗となる。mineo 大阪はケイ・オプティコムの直営だが、mineoショップ 名古屋はユニットコムが運営するグッドウィルEDM館に設置された委託・専売店となる。なお、2017年2月に渋谷センター街に実店舗「mineo 渋谷」もオープンする予定。
店内には5つのカウンターが設置され、契約手続きが行えるほか、各種端末の実機が展示され、試せるようになっている。端末は、mineoが取り扱うもの以外に、FREETELやMADOSMAなど、幅広いラインナップが取り揃えられている。また、スマートフォンケースや充電機器といったアクセサリーや、中古端末などの販売コーナーも設置されている。
ケイ・オプティコム 取締役 執行役員 下茂博文氏は、オープニングセレモニーにおいて、「当初、Web中心に申込を受け付けていたが、Web申込は若干不安という方、あるいは端末、SIMカードをすぐに欲しいというお声も多く寄せられたので、昨年7月に大阪駅前のグランフロント大阪内に当社として第1号の対面型ショップ『mineoアンテナショップ』を開設した。そういったショップの運営を通じて、こういった対面型の売り場をもっと作るべきだということで、本日、こうして『mineoショップ 名古屋』をユニットコム様との業務提携の中でオープンさせられることができた。このショップにおいては、端末やSIMカードの即日渡しに加え、各種の初期設定サポートも行うので、端末の設定は苦手だなという方にはショップのスタッフとご相談いただきながら、自分に合ったぴったりのコースを選んでいただきたい」と語った。
また、ユニットコム 執行役員 石田雅人氏は「ユニットコムは名古屋を中心にグッドウィルという店舗でパソコンの専門店を展開している。Webで不安を感じるお客様にとって、リアルな店舗で対面接客による安心感を感じていただけるように店舗運営に努めていく」と抱負を述べた。
囲み取材より
――名古屋に対面式の店舗をオープンした理由は?
下茂氏
できれば全国展開したいが、まず我々のベースである大阪に展開し、次に東京も意思決定した。名古屋というマーケットの大きいところでの展開も検討していたが、たまたまユニットコム様との協業の中で素晴らしい場所が見つかったということ。ここは大阪の日本橋、東京の秋葉原に近い街並みと聞いているので、情報感度の高い方がより多く訪れる場所として、いい場所ではないかと思っている。
――なぜ両社が協業することになったのか?
下茂氏
リテラシーの高い方は自分でできるが、今後マーケットは徐々に一般層に移っていくと思う。Web申込ではなく対面式でサポート付きというのが必要ということで、ユニットコム様とサポート店について協業を進めていた。専売店ではないが、すでに対面式の販売を20店舗ほど協業しているので、その流れの中でいい場所が見つかったので専売店をオープンした。
石田氏
元々ご縁があって提携させていただいていたが、やはりお客様の満足度や安心感を含めて我々が提供できるサービスとの親和性が非常に高いもので、今回の協業に至った。
――他の地域でこうした委託型の専売店をオープンする計画はあるのか?
下茂氏
いい場所があれば、できるだけ出したいと考えている。専売店としてはある程度の規模が必要だが、地域のマーケットの大きさにもよる。広い店を構えてお客様が少なかったらまずい(笑)。名古屋はやはり大きなマーケットだから、かなり期待している。
――グランフロントの「mineo 大阪」との違いは?
下茂氏
アクセサリーや中古端末の取り扱いや電話帳の移行などのサポートになる。グランフロントでは申し込んで、初期設定は大阪市内のサポート店に行っていただく形になっていた。
石田氏
我々の強みとしては、中古端末も含めて販売をしているので、よりお客様のニーズに合った提供ができると思う。乗換の際の下取りも行っている。
――この店舗のスタッフは何名ぐらい? また開通の目標は?
下茂氏
スタッフは6名。目標は毎月500件。予約システムも用意しているので、ご都合に合わせてお立ち寄りいただければと思う。