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手持ち型で7倍ズーム、ドローンのDJIがスマホ連携カメラ

「Osmo+」

 空撮用ドローンを製造するDJIは、7倍ズームに対応した手持ち型ジンバルカメラ「Osmo+」(オズモプラス)を発表した。価格は、7万1400円(税抜、以下同)。26日時点で、同社公式販売サイトでは、購入から20~25営業日後に出荷するとしている。

 「Osmo+」は、4Kの動画や12メガピクセルの静止画を撮影できるジンバル一体型のカメラ。スマートフォンを接続してディスプレイとして使うことで、簡単な操作で撮影したり、長時間露光やタイムラプス撮影などを手軽に利用したりできる。

 動画は4K/30fpsでの撮影や、フルHD 1080p/100fpsでのスローモーション撮影が可能。フルHDでの撮影時は光学3.5倍ズームとロスレスデジタル2倍ズームを組み合わせて、画質を落とさず7倍までズームできる。手ブレ補正機能により、高倍率でもなめらかな動画が撮影可能としている。

 「Osmo+」は、ジンバルカメラ「Zenmuse X3ズームカメラ」と専用ハンドルがセットになった製品。別売のマウントツールの利用にも対応する。なお、「Zenmuse X3ズームカメラ」はドローンの撮影システムとは互換性がなく、ドローンに取り付けて利用することはできない。

 カメラセンサーはソニー製の1/2.3型CMOS「Exmor R」で、有効画素数は1240万画素。レンズの焦点距離は22-77mmで、F値はF2.8-F5.2。最大64GBのmicroSDXCをサポートする。バッテリーはハンドル部に内蔵し、容量は1225mAhで、連続撮影時間は約100分。大きさは約61.8×48.2×161.5mm、重さは約468g(ハンドル部約201g+ジンバル部約268g)。