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ポケモン特需でモバイルバッテリーの販売が急伸
スマートフォンアクセサリーの販売動向をGfKが調査
2016年7月28日 13:23
GfK ジャパンは、2016年上半期(1~6月期)の家電量販店におけるスマートフォンアクセサリーの市場動向を調査し、結果を明らかにした。
アクセサリー市場は、ケース、液晶保護フィルム、モバイルバッテリーなどの充電器などを合算したもので、2016年上期の販売数は前年比1%減と減少したものの、売上は8%増。レザータイプのケースや耐衝撃タイプの保護フィルムなど高価格帯の製品が拡大したことが要因としている。
商品カテゴリー別にみると、ケースの販売数は前年並みで売上は7%増、液晶保護フィルムは販売数が6%増、売上が30%増だった。モバイルバッテリーなどの充電器は、スマートフォン本体に関係なく継続して利用できることなどから、販売数は8%減、売上は5%減で縮小した。
一方、「Pokémon GO」(ポケモン GO)が配信された7月22日を含む、直近週(7月18日~24日)の充電器の販売数は、前年比で1.6倍、売上は1.9倍にまで拡大。特にリチウムイオンバッテリーは販売数が前年比2.5倍、売上が前年比2.8倍と大きく伸長した。容量は、5000mAh以上のモデルが6割強を占めたとしている。