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KDDIが“ビジネス版LINE”を取扱開始、「Works Mobile with KDDI」

 KDDIは、企業内のコミュニケーションツールとして“ビジネス版LINE”と位置づけられている「Works Mobile」を、「Works Mobile with KDDI」として取り扱うと発表した。7月21日からトライアル提供が開始され、8月29日から正式サービスとして提供が開始される。価格は「Works Mobile」と同じで、月額プランが1IDあたり月額360円(税抜、以下同)、年額プランが1IDあたり月額300円。

 ワークスモバイルジャパンが提供している「Works Mobile」は、「LINE」のユーザーインターフェイスや仕組みを企業内のコミュニケーションツールとして利用できるようにした、“ビジネス版LINE”と位置づけられているサービス。一般ユーザー向けの「LINE」と互換性はないが、Works Mobile用のスタンプなども用意されている。

 KDDIでは、「Works Mobile with KDDI」の提供にあたり、法人向けサービスの「KDDI Business ID」と連携。「KDDI Business ID」がほかに対応しているGoogle AppsやOffice 365、セールスフォースといったサービスと共通の、1つのIDでログインできるシングルサインオン機能を提供する。IDの増減や、端末の購入なども専用サイトから行える。「KDDI Business ID」が有料で提供する、ログイン認証の細かな設定機能なども適用できる。