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ジョルダン、「乗換案内」でAIを活用した遅延予測の実験
2016年7月19日 14:46
ジョルダンと富士通は、ジョルダンの乗換案内サービスで、AI(人工知能)を活用した遅延予測機能の実証実験を開始した。関東地区の138路線が対象で、Android版の「乗換案内」アプリから無料で利用できる。期間は9月末までの予定。
遅延予測機能は、乗換案内アプリの検索結果で、検索した路線に遅延する時に表示される。目安の遅延時間や、今後拡大する可能性があるのかといった予測の情報を確認できる。
実験では、富士通のAI技術が組み込まれたクラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL」を活用。「SPATIOWL」は、車両の走行情報(プローブ情報)や駅から収集されるデータなどをもとに列車の遅延状況を予測するサービスで、運行状況の口コミサービス「ジョルダンライブ!」に投稿されたユーザーからの状況も合わせて分析する。
実験を通して、予測機能の有効性と利用者の経路選択に対する支援機能としての効果を検証する。