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スマホ・携帯電話向けのソーラー充電スタンド、シャープが開発

電源不要で蓄電池も装備、観光地や公共エリア向け

 シャープは、観光地や公共エリア、商業施設などに向けたスマートフォン・携帯電話用の「ソーラー充電スタンド」(LN-CA2A)を開発した。受注生産で、8月25日に発売を予定する。価格は250万円(税抜)。

「ソーラー充電スタンド」(LN-CA2A)

 「ソーラー充電スタンド」は高効率な太陽電池モジュール「BLACKSOLAR」を搭載。商用電源に接続せずに使える独立型充電システムで、蓄電池に蓄えることで日照量の少ない日や夜間の利用にも対応する。充電用端子はAndroid、iPhone、フィーチャーフォンまで幅広く対応する。

 蓄電池の容量は12V-38Ah×3で、スマートフォンを1台15分として60台分の充電が可能。充電口数は4つ。日没後に自動点灯で最長14時間点灯するLED照明が搭載されている。標準的な設置の場合、全高は約4m。

 シャープでは、観光客向けや商業施設でのサービス、防災拠点における停電時の充電ニーズなどに対応できるとしている。