【CTIA WIRELESS 2010】
Opera、iPhone向け「Opera Mini」を展示


 Opera Softwareのブースでは、モバイル機器向けの同社ブラウザアプリを紹介する展示ほか、iPhone向け「Opera Mini」を展示している。

 同社では23日、アップルのアプリ配信ポータル「App Store」に対して、iPhone向けブラウザアプリ「Opera Mini」の配信を申請した。今回の展示は、開発者向けの仕組みを使って、iPhone 3GSの実機上で「Opera Mini 5」を動作させていた。機能面では、他のプラットフォーム向けの「Opera Mini 5」と同等とのこと。

 隣には、Safariを起動したiPhone 3GSが用意されており、同じWebサイトへアクセスして、ページ全てが表示されるまでの速度や、ページの拡大縮小の速度を比較して紹介していた。実際に操作したところ、SafariよりもOpera Miniのほうが軽快に動作しているように感じられた。特にページの拡大スピードは大幅にOperaのほうが速く表示していた。

 担当者によれば、申請から間もないとあって、アップルからの連絡はまだないという。

Safariを起動したiPhone(右)とOpera Miniを起動したiPhone(右から2番目)Safariの画面
こちらはOpera Miniバージョンは「Opera Mini 5」
タブ切替対応同時に同じサイトへアクセス
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(関口 聖)

2010/3/25/ 21:42