【CEATEC JAPAN 2013】

ドコモ、「眠り」によい食材を届ける新サービスを開発中

 NTTドコモブースにある「Smart Life」のコーナーでは、スマートフォンを活用して健康をサポートする「ドコモ・ヘルスケア」を紹介。ドコモが提供する「ドコモ・ヘルスケア」とオムロンヘルスケアが提供する「ウェルネスリンク」という両社の健康支援サービスを融合した、「わたしムーヴ」というプラットフォームに加え、それに連携するさまざまなヘルスケア機器を展示している。

 なかでも注目なのが、有機野菜の宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」と連携して、眠りをサポートするというサービス。現在、ドコモが提供しているアプリ「ねむり体内時計」は、オムロンの「ねむり時間計」という機器で、毎日の眠りデータを測って記録し、スマホで睡眠管理ができるというサービス。蓄積された情報から、タイプ別に改善点をアドバイスし、さらには“「眠り」に良いとされている食材”をレシピとともに配達してくれるというのだ。ドコモでは、同サービスの開始に向け、開発を行っているという。ドコモブース内では「らでぃっしゅぼーや」の展示が来場者の目をひいていた。

Felicaによりデータをスマホに転送する
スマホのアプリ上でデータをグラフ化する
「眠り」によいとされる食材を提供する
「らでぃっしゅぼーや」の紹介

 また、女性向けに提供している「カラダのキモチ」というサービスは、毎日の基礎体温を10秒で測れるオムロンの体温計と連携し管理ができるサービス。アプリ内で目覚ましをかけて、起床時に目覚ましをとめると自動的にアプリが起動し、測定をうながす。体温計を口に入れ、10秒(国内最速とされている)で基礎体温が測れるという。毎日の基礎体温をグラフ化しホルモンバランスの変化による、体調やメンタルのケアがアプリ内でできるようになっている。このほか、血圧計、万歩計など、スマホと連携するさまざまな健康管理機器を紹介している。

 このように、スマホを活用して毎日の健康をサポートする取り組みが、ドコモの「Smart Life(スマートライフ)」構想の一環として、紹介されている。

川崎 絵美