KDDI、セキュリティ管理&グループウェア接続サービス


 KDDIは、auのAndroidスマートフォンに対応した法人向けセキュリティサービス「KDDI 3LM Security」を11月22日より提供する。

 「KDDI 3LM Security」は、auのAndroidスマートフォンを対象に、デバイス管理機能やアプリ管理機能などを提供する法人向けのセキュリティ管理サービス。ASP型で提供される「ベーシックプラン」(月額315円/ID)と、導入する法人企業内にサーバーを設置する「アドバンスドプラン」(月額840円/ID)が用意される。

 なお、初期費用(一時金)として1契約あたり1050円、月額基本料として1契約あたり1050円がかかる。これに前述の「ベーシックプラン」か「アドバンスドプラン」の利用料がかかる。なお、「アドバンスドプラン」については別途サーバーの構築費用や保守費用が必要。

 対応端末は、「SIRIUS α IS06」「G'zOne IS11CA」「EIS01PT」「AQUOS PHONE IS13SH」「ARROWZ Z ISW11F」「DIGNO ISW11K」「MEDIAS BR IS11N」となる。「SIRIUS α IS06」「G'zOne IS11CA」「EIS01PT」の3モデルについては、ソフトウェアのバージョンアップが必要となる。

 KDDIでは、「KDDI 3LM Security」の提供にあわせて無料キャンペーンを実施する。2011年11月22日~201年2月29日の期間に申し込むと、サービス開始から2012年3月31日までの利用料が無料になる。

 このほか、11月22日より、企業内グループウェアにアクセスできるリモートアクセスソリューション「KDDI Remote Sync by moconavi」も提供される。こちらはauの携帯電話やスマートフォン、タブレット端末で利用できるもので、企業ドメインのメールを送受信したり、スケジュールを確認更新したりできる。

 1ユーザーあたり最大2台のl端末が利用可能で、端末側にデータを残さずグループウェアにアクセスできる。サービス基本料は1契約あたり月額2万6250円で、ユーザーIDの利用料は月額525円/IDとなる。

 

(津田 啓夢)

2011/11/21 12:47