
モバイルワン、GAEなどのクラウドサービス向け携帯Flashエンジン
株式会社モバイルワンテクノロジーは、Amazon EC2やGoogle AppEngine(GAE)などのクラウド型サービスに特化した携帯Flash生成エンジン、「MobileFlash for Cloud」を開発したと発表した。
「MobileFlash for Cloud」開発の背景として、モバイルワンテクノロジーでは、ケータイサイトでFlash合成を用いたリッチコンテンツが主流になりつつある一方で、Flash生成エンジンのスペック不足や通信遅延のためサーバー停止やタイムアウトが発生してしまうことも少なくない、という現状を挙げる。
また、mixiアプリモバイルなど、ソーシャルメディア向けのサービスでは会員数が10万人を超える規模となることも多く、100万人を超えることもあるため、コスト削減や安定稼働のためにクラウドサービスへの移行を検討する運営会社が多いという。
モバイルワンテクノロジーでは、こうしたニーズを踏まえ、クラウド環境に特化したFlash生成エンジン「MobileFlash for Cloud」を開発した。「MobileFlash for Cloud」は、Gooble App EngineやAmazonEC2/S3ですでに事業を展開している運営会社への導入も考慮し、ライブラリとして組み込める設計や複数の合成パターンを簡便に行なうための管理画面も用意したという。
また、モバイルワンテクノロジーは「MobileFlash for Cloud」発表に合わせて、「MobileFlash for Cloud」を搭載した無料のmixiモバイルアプリ「よせがきメーカー サプライズ編」のサービスを開始した。
mixiモバイルアプリ「よせがきメーカー サプライズ編」では、複数のマイミクでよせがきを作成して、待受けFlashとして相手にプレゼントできる。卒業シーズンを迎える時季ということもあり、黒板のデザインをはじめ、走っているトラックのサイドボディなど複数の色紙から選択し、送りたい言葉を入力して、待受けFlashとしてプレゼントできる。
「よせがきメーカー サプライズ編」へのアクセスは、mixiモバイルアプリ→「つくる」カテゴリー内→「よせがきメーカー サプライズ編」。
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「MobileFlash for Cloud」を利用したmixiモバイルアプリ「よせがきメーカー サプライズ編」の利用イメージ。よせがきを作成して、待ち受けFlashとしてプレゼントできる |
2010/2/22 06:00