サン電子、USBデータ通信端末を装着できるルーター「Rooster-LS」


 サン電子株式会社は、データ通信端末を装着できるルーターの新製品「Rooster-LS(ルースターエルエス)」を3月19日に発売する。オープンプライスだが、店頭価格は4万円程度になる見込み。

 「Rooster-LS」は、USBポートにデータ通信端末を装着し、インターネットへのアクセス回線(WAN)として利用できるルーター製品。これまでの「Rooster」シリーズでは、PCカードスロットも用意されていたが、USB接続のデータ通信端末が大勢を占めるようになったことから、今回はPCカードスロットを省略し、ボディサイズを小さくした。

 機能面では、従来の製品とほぼ同じとなる。サン電子のダイナミックDNSサービスが利用できるほか、VPN(IPSec)を標準搭載しており、Rooster-LS同士をVPNで接続できる。

 NAT/IPマスカレード、ルーティング設定、DHCPサーバー/リレー、仮想サーバー、DMZ、無通信監視などの機能も用意される。このほか、24時間ごとや曜日、時刻などを指定して自動的に電源をON/OFFする機能を搭載し、長期間、安定して運用できるようにしている。大きさは128×104×28mm。ACアダプタで駆動する。

Rooster-LS
USBデータ通信カードを固定する部品(別売)、発売日などは未定ネジでしっかりと固定する

 



(関口 聖)

2010/2/19 11:07