「ボンバーマン」など32タイトル、「MGD」でWindows phoneに移植
株式会社アプリックスは、株式会社ジー・モードら5社が、アプリックスのiアプリ自動変換ツール「Mobile Game Deployer(以下MGD)」を利用してWindows phone 向けゲームを、Windows Marketplace for Mobileに提供すると発表した。アプリックスでは今回「MGD」をコンテンツプロバイダー5社に先行提供。製品としては年内リリースを予定している。
今回MGDを使ってWindows Marketplace for Mobileに提供するゲームを開発したコンテンツプロバイダーはジー・モード、セガ、ハドソンなど5社。ハドソンの「ボンバーマン」など、ゲームタイトル32本が順次提供される。
「MGD」によりiアプリから自動変換したWindows phone用ボンバーマンの画面例 |
「MGD」は、iアプリを各種オープンプラットフォームで動作するネイティブ・アプリケーションに自動変換するツール。現在、iアプリからWindows phone(Windows Mobile搭載の携帯電話)への自動変換に対応済み。その他、iPhone、Android、Symbian OS、BREWなどにも対応可能だという。
機能面では、キーデバイスのエミュレーションやフリックによる操作系など、複数のUIへの変換をサポートしている。コンテンツプロバイダーは移行先プラットフォームに最適なUIパターンを選択するだけで、iアプリをタッチパネル入力に対応したアプリケーションへの自動変換もサポート。自動変換の品質を高めたことで、コンテンツプロバイダーは既存のiアプリを短期間かつ低コストで他プラットフォームへ提供可能になるという。
既存のiアプリを自動変換することで、Windows Mobile端末に対応したアプリケーションが提供可能になる |
2009/11/17 06:00