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スカイディスク、IoT向け通信規格「LoRaWAN」を活用したセンシングソリューション
2016年11月2日 17:21
スカイディスクは、IoT向けの通信規格「LoRaWAN」を活用したソリューションパック「LoRa PoC スターターキット」の販売と実証実験企業の募集を開始した。
センサーデバイスとLoRaゲートウェイのレンタル、AIを活用した分析サービスとアプリケーション、コンサルティングとセットアップサービスをパッケージとして提供する。価格は30万円~。レンタル期間は2週間~。
「LoRaWAN」は、広範囲通信と超低消費電力が特徴の通信規格。スカイディスクのLoRaゲートウェイは、鉄筋のビル一棟や広大な農園をアンテナひとつだけでカバーし、乾電池だけ3年間使用できるとしている。
センサーデバイスの「SkyLogger」には、温度、加速度、GPS、照度、CO2など14種類のセンサーから3つを選んで取り付けられる。農業や物流、保安などの分野ごとに情報分析アプリケーションが用意される。
農業ではビニールハウス内にセンサーを設置し、ハウス内環境を計測。データを分析して訪問頻度を最適化したり、育成予測を表示したりできる。物流ではトラックの荷台に設置し、温湿度計や衝撃センサーやGPSなどの情報から、配送品の破損の原因を探る、といった用途に活用できる。