本日の一品

モバイルバッテリーも防水の時代に、LEDライトにもなる「DIVAID」

 山登りが好きな身内と久しぶりに顔を合わせたら、今度一緒に簡単な山に登ってみないかと誘われた。本格的な山登りなら辞退していたが、初心者向けの山だからと説得され、つい安請け合い。とはいえ行くからには楽しみたい。せっかくだから登山の時に便利なアプリはないかと、数日前から探している次第である。

「DIVAID 防水バッテリー」、カラビナと充電用のmicroUSBケーブルを同梱

 しかし、心配なのはスマートフォンのバッテリーだ。せっかく役立つアプリを見つけても、登山中にバッテリーが切れてしまったら元も子もない。そこで、以前から気になっていた「DIVAID 防水バッテリー」を購入することにした。

 「DIVAID 防水バッテリー」は、LEDライト付きのコンパクトなスティック型モバイルバッテリー。本体の大きさは約135×22mm(長さ×直径)、重さは約90g。先端部のフタを回して取り外すと、そこにはUSB-AポートとmicroUSBポート、LEDライトのスイッチが1つずつ備えられている。USBケーブルがあれば、AndroidスマートフォンやiPhoneを充電可能というわけだ。バッテリーの容量は2600mAhで、だいたいのスマートフォンならおよそ1回分は満充電できる計算。LEDライトの連続点灯時間は約30時間とのことだ。

上からLEDライトのスイッチ、USB-Aポート、microUSBポート
スイッチをONにすると、反対側の先端部が点灯する
LEDライトの明るさは約50ルーメン。この小ささのわりに、けっこう明るい
充電中はスイッチが赤く光り、充電が完了すると自動で消灯
先端部にカラビナを装着して、より簡単に持ち運べる。必要時にはすぐに外して利用できる

 先端部のフタがしっかり閉まっている状態であれば、水しぶきや粉じんなどにまみれても不備を起こさない防水・防じん性能を備える。スキーやスノーボード、海水浴といった野外活動中も雪や砂などを気にせず持ち歩けるし、登山の時、急な雨に襲われてびしょ濡れになっても心配しなくていい。そして、必要時には即スマートフォンを充電できる。

 日常生活では、帰宅時間が遅くなった際、LEDライトは危険な夜道を照らしてくれる心強い味方になるはず。筆者も帰宅時は暗い夜道を通ることが多いので、山登りが終わった後も、普段からなるべく持ち歩くようにしたいと思っている。

近所の海辺で砂に埋めたり、波打ち際に放置するなどけっこう雑な扱いをしてみたが、この後きちんと充電できた
内部に水や砂が入ってしまうとアウトなので、利用する際には汚れをふき取り、雨風のしのげるところで利用するのがオススメ
製品名販売元購入価格
DIVAID 防水バッテリーHamee2160円(税込)

川連千尋