本日の一品
Apple Watchは置き場所を決めて充電しよう
(2015/12/10 06:00)
Apple Watchが発売されて、早7カ月ちょっと。ボク自身が元々、機械式時計が好きということもあって、いわゆるスマートウォッチや活動量計の類はあまり長続きしなかったんだけど、Apple Watchについては機能だけでなく、質感も納得できるレベルで、半年を過ぎた今でも使い続けている。とは言っても主な用途はメールやメッセージの通知、アクティビティの記録などで、そんなに派手な(?)使い方をしているわけではない。
周囲を見渡してみると、モバイル業界の人はApple Watchを使い続けている率がなかなか高い印象で、Apple Watchを身に着けていると、お店の人などに「それって、アップルの……」と話しかけられることが多いというのも共通認識。ボクも何度となく、お店などで話しかけられたけど、飛行機に乗ったときのキャビンアテンダントの女性にApple Watchを指摘される確率は、結構、高かった気がする。だからって、何でもないんだけどね(笑)。
Apple Watchを使い続けられている理由のひとつに、わりと充電しやすいというのもある。スマートウォッチや腕に装着する活動量計は、microUSB接続端子で充電するものが多く、なかには専用の充電アダプターが必要なものもある。その点、Apple Watchはワイヤレス充電を採用していて、背面に円形のマグネット端子を貼り付ける構造になっている。他機種のように、キャップを開けて、コネクタの向きを確認して……という操作をしなくても聴診器のようなマグネット端子を時計の裏に貼り付けるだけなので、かなり楽だ。
ただ、実際に使ってみると、自分の机が散らかりまくってるというのもあり、他のものを動かしたら、充電中のApple Watchが引きずり回されちゃったり、他のケーブルと絡まったりして、結構面倒なことになってしまうこともあった。そこで、付属の「Apple Watch 磁気充電ケーブル」を埋め込むタイプの充電台を購入し、利用していた。定位置が決まると、落ち着くもので、帰宅したら、Apple Watchを腕から外し、この充電台にセットするようになっていた。
これで落ち着いたかなと思っていたら、アップルから純正の充電台「Apple Watch磁気充電ドック」が発売された。せっかくなので、これを入手して、実際に使ってみることにした。
「Apple Watch磁気充電ドック」はちょうど円盤のような形になっていて、側面に電源やMacなどと接続するLightningコネクタを端子があり、中央部分にApple Watchの背面と接するマグネット端子が備えられている。上下が分離するスポーツバンドやクラシックバックルなどのバンドが装着されているときは、そのまま、Apple Watchを中央部分に合わせる形で置けば、充電できる。
ミラネーゼループやリンクブレスレットなど、上下が分離しないタイプのバンドが装着されているときは、中央のマグネット端子を立てて、Apple Watchを横置きにすれば、充電できる。このとき、Apple Watchは自動的にナイトスタンドモードに切り替わり、ちょっとした置時計のような状態になる。
一定時間が経過すると、画面表示は消えるが、画面にタッチすれば、再びナイトスタンドモードで表示されるので、ベッドサイドなどに置いておくときにも便利そうだ。ちなみに、スポーツバンドやクラシックバックルなどのバンドが装着されているときに、横置き充電をしたいときは、バンドを留めた形で置いた方が安定する。
サードパーティのスタンドも便利だったけど、ナイトスタンドモードで表示できたり、全体的なデザインや仕上げも美しいなど、純正品ならではのアドバンテージもある。Apple Watchユーザーで、充電できる場所を決めたい人におすすめしたい。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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Apple Watch磁気充電ドック | アップル | 9500円(税抜) |