本日の一品

エージェントのたしなみ。Ingressコラボのモバイルバッテリー

「Ingress Power Cube 12000mAh」

 みなさん、今日も変わらずポータルを巡り、ハックして、グリフを描いて、リンクしているだろうか。朝からハイペースでエージェント活動に励んでいると、最近の大容量バッテリーのスマートフォンでも充電なしには1日持たないのでは? きっとスマートフォンやバッテリーがどんなに進化しても、その分ポータル巡りをしてしまうからイタチごっこだろう。

 そんなわけで、リーズナブルな価格で高性能・大容量のモバイルバッテリーを開発するcheeroと、Ingressがコラボした「INGRESS POWER CUBE 12000mAh」は、世のIngressユーザーなら必携とも言える待望のアイテム。他の同容量のcheero製モバイルバッテリーと比べるとやや割高だが、そんなの気にしない。おそらくは他のエージェントらと同様に、当然ながら筆者も即予約&購入した。

パッケージの左右のラインは、緑と青
しっかりした化粧箱に収められ、高級感もある
本体側面のLEDボタンを押すと光り方が変化

 注目は、モバイルバッテリー本体に埋め込まれたLEDが、Ingressのエンブレムやグラフィックをモチーフにした模様とカラーで輝くところ。バッテリーの電源を入れるか、USBケーブルでスマートフォンなどの外部機器と接続して充電するとLEDが光り始め、本体側面のLEDボタンを押すことでエンブレムが浮かび上がったり、緑や青のLEDが星座のようにきらめいたり(ポータルをイメージしているのかもしれない)と、輝き方が変化するのだ。

 また、その光り輝く本体上面全体が半透明になっていて、まるでラピスラズリ鉱石っぽい加工が施されているのが内部に見えるのも幻想的でカッコ良い。モバイルバッテリーとしてはなかなかに“所有感”のある作りで、持っているだけで満足度と興奮度がかなり高まってくる。仕事中でもとりあえず理由を付けて外出したくなる(あくまで気分は!)。

半透明で、幻想的な雰囲気
背面にもエンブレムが彫り込まれている
スマートフォンと並べるとこんなサイズ感

 ところで、容量は名前の通り12000mAhもある。最新スマートフォンで大容量なモデルでも3000mAh前後だから、単純に考えればその4倍(実際には昇圧降圧などのロスがある)。2、3日に渡る旅行中でもフルにスマートフォンを使い続けられそうだ。USBポートは一般的な1A出力と、iPadなどに向いた2.1A出力が1つずつ用意。もちろんスマートフォンやタブレットだけでなく他の機器にも使えるので、Ingress専用というわけではない。

USBポートは1Aと2.1Aの2つを装備
3000mAhのバッテリーを備えるスマートフォンなら3回弱はフル充電できるだろう
携帯ポーチも付属。内部は仕切られていて、スマホとモバイルバッテリーを同時にしまっておける
特典としてIngressのアイテムがもらえるパスコードが同梱

 毎日そこそこ頑張っているのに、いまだレベル8にすら到達していない筆者だが、今後はこのモバイルバッテリーでレベル上げがはかどること間違いなし、のはず。ただ唯一の課題は、カッコ良いデザインのおかげで、隠密エージェント活動が周囲の人たちに知られやすくなってしまうであろうこと。敵勢力の方々にはできるだけ見えないように使った方がいいのかもしれないが、見えたら見えたで盛り上がる気もして、悩ましい。

夜の隠密活動中でも目立つエージェントの姿
製品名販売元購入価格
Ingress Power Cube 12000mAhcheero5980円

日沼諭史