本日の一品
iPhoneを自転車に装着するためのベストソリューション「Ridecase for iPhone 6/6 Plus」
(2015/3/19 06:00)
先般、iPhone 6 Plusを自転車に装着するため、「SmartPhone DryBag 6」を購入し、当コーナーにもレビューを掲載した。しかし、筆者の用途としては、それは今回レビューする「Ridecase for iPhone 6/6 Plus」を入手するまでのつなぎでしかなかったのだ。
というわけで、本命の「Ridecase for iPhone 6 Plus」が発売されたので即購入。SmartPhone DryBag 6からあっさり乗り換えることにした。
SmartPhone DryBag 6については前回のレビューを参考にしてほしいが、防水と耐衝撃がウリのスマホバッグだ。ただし、あくまでも6インチスマホ全般に対応した汎用ケースで、iPhone専用品ではなかった。それもあって操作のダイレクト感に欠け、思ったような使用感が得られなかったことが不満だった。
今回入手したRidecase for iPhone 6/6 Plusは、ようやく発売されたTOPEAKのiPhone 6/6 Plus専用の自転車ホルダー用ケースだ。発売されたのは、ケース単体と同社共通のマウントであるライドケースマウントとのセットの2種類。筆者はiPhone 5時代からライドケースを使っているので、ケース単体を購入すればライドマウントは流用できる。初めて購入する人はマウントとのセットを選ぼう。
ライドケースマウントは結束バンドを使ってハンドルバーに装着するか、サイズが合うものはステムキャップにボルトオンして固定する。あとはiPhoneにライドケースを装着すれば、簡単にセットできる。このマウントを使えば、iPhoneをセットしたまま前後にチルトできるほか、左右に90度回転させることが可能だ。反射でディスプレイが見えなくなったときに角度を変えたり、地図を横画面で使いたいときに回転させたりと、非常に使い勝手がいい。
ケース自体は適度なテンションでiPhoneを装着できる。各所のポートやカメラ部分への対応も問題なく、ボタンはもちろん操作可能な状態になっている。さらにiPhone 6シリーズ用のライドケースには、これまでなかった機能として、スタンドが追加された。ケース単体で使用している際に背面から金属製のステーを引き起こせば、縦でも横でもiPhoneを立てかけられるようになる。この新機能は気が利いている。
使い勝手としては従来のライドケースと同等以上で、操作のダイレクト感もあり、待っていた甲斐があったというものだ。ただ、ケースのデザインとしては、やや“やり過ぎ感”があり、デザインの好みは分かれるだろう。背面に凹凸が付くので、ホールドしやすくなるかと思いきや、むしろ手を滑らせそうで不安だ。この辺りもうひと工夫あってもよかったかもしれない。
とはいえ、自転車にマウントしての使用感は快適そのもの。おかげで停滞していたIngressのエージェント活動もはかどっている。この記事が公開される頃には、(ようやく)レベル12に到達できそうだ。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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Ridecase for iPhone 6/6 Plus | TOPEAK | 3394円 |