本日の一品
短小・小太りの「OHTOシャープペンシル2.0」は可愛くて使いよい!?
(2015/2/10 06:00)
学生から社会人まで万遍なく使われている筆記具に「シャープペンシル」がある。ご存知のように芯の繰り出しをメカニカルに行う鉛筆の仲間だ。芯が全て磨り減ってしまったらリフィル芯を交換補充して、またまっさらの鉛筆のように使うことが出来る。
シャープペンシルは鉛筆のように芯を覆ってる木材を削って芯先を出す必要もないので、削りカスが出ることもない。使いやすい構造だが、やはり鉛筆の、とりわけ芯の太さ2mm前後のものでなければ表現できない細かなニュアンスもある。なのでシャープペンシルにも、鉛筆のように太さがさまざまあり、鉛筆の芯だけをそのまま利用するイメージの「芯ホルダー」という商品も各社から発売されている。
今回ご紹介するOHTO社の「シャープペンシル2.0」は、芯ホルダー用の2mm芯を筆記感覚を、ノックで芯繰り出しをできる便利なシャープペンシル的メカを採用して実現したものだ。
筆者の所有している十数本のシャープペンシルの平均直径(軸の太さ)は9.38mm、長さが142mm。同じく筆者の所有している多くの鉛筆の平均直径は7.06mm、新品の鉛筆の芯先を露出させるまで削った平均長さが170mmだ。
一方、シャープペンシル2.0は、実測したところ、直径は10.35mm、長さは136mmだった。明らかにシャープペンシル2.0は短小・小太りだが、実際に手に持ってみると極めて使いよく愛着のわくデザインなのだ。
シャープペンシル2.0を「芯ホルダー」と考えるか「シャープペンシル」の仲間と考えるか、人によって意見は分かれるかもしれないが、筆者はシャープペンシルだと考えている。そして外装イメージは鉛筆と極めてよく似せて木軸で作ってあるなかなかのこだわりアイテムなのだ。
芯の直径が0.2mmや0.5mmなら、それほど芯先を尖らす必要は無いが、さすがに鉛筆の芯と同じ直径2mmの太さとなると、筆記して芯先が丸くなってくれば、鉛筆のように芯先だけを尖らせる必要があるだろう。
シャープペンシル2.0には専用の真鍮製の「蓋付き簡易芯研器」に加えて真鍮製「替芯ケース」やコンパクトな布製の「ロールペンケース」も発売されている。限定商品だったのか、OHTO社のシャープペンシル2.0に真鍮製の簡易芯研器、替芯ケース、ロールペンケースをキットしたギフトセットは、ほとんど売り切れ状態のようだ。今なら各商品を個別にも買えるので、お好みに合わせて必要な物を自分のチョイスで揃えることも可能だ。いずれもきわめて人気のアイテムなのでお買い逃がしのないように。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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木軸シャープ消しゴム付2.0 | OHTO | 734円 |