本日の一品
書き味もボディも軽やかな、ドライカーボンの新しい「Su-Pen」
(2014/9/30 06:00)
MetaMoJiからスタイラスペン「Su-Pen」の新モデルが登場した。本誌のニュースによれば、発売されたのはペン軸にドライカーボンが採用されたモデルと、アルミモデルの2種類。今回筆者が入手したのはドライカーボン製の「P201S-T9C」である。
Su-Penとは、MetaMoJiが書き味からその佇まいにまで、こだわりまくって送り出しているスタイラスペン。ぷにぷにしたゴムタイプのペン先が多い中、ソフトな繊維質で、液晶面をサラサラと動かせるのがSu-Penの大きな特徴。しかもペン軸への情熱もハンパではなく、これまでも太さや重量感、触感などさまざまな切り口で改良が行われてきた。
縁あって過去に数モデル使わせていただいているが、実は昨年末に発売された前モデルはノータッチであった。今回登場した2種はペン軸に改良が加えられているものの、ペン先は前モデルと同じとのこと。果たしてその使い心地は……分かりやすいレベルでよくなっていた!
今回手にしているのがドライカーボンモデルということもあるかもしれないが、とにかく軽い。計ってみたところたった10g。ドライカーボンとアルミでは、アルミのほうが2gほど重たいようだが、そうはいってもかなり軽い素材やデザインの違いによるものだが、この軽さはスタイラスペン愛用者には嬉しい進化といえるだろう。
そして、安定の書き味。iPad/iPhone用スタイラスペンということなので、液晶保護フィルム無しのiPad mini Retinaディスプレイモデルで試したところ、滑るような書き味で、文字を書いても欠落することがほとんどなかった。保護フィルム貼付済みのiPhone 5sでもほぼ問題無く書くことができた。
「Su-Pen」を使うと、アイコンのタップから画面のスクロールも含め、あらゆる操作をちょいちょいっと軽快にできるようになる。ペン先がサラサラなので、フリックしても引っかかりがまったくなく実に気持ちいい。液晶面をキレイに保ちたい方にもピッタリだ。
今回仕様上大きな特徴とされているペン先を保護する「タートルガード」だが、固定に一瞬戸惑ったものの、すぐセットすることができた。キャップとどちらがいいのか迷うが、キャップの紛失というありがちなミスがなくなるのはいいのかもしれない。
去る19日、画面が大きくなったiPhone 6/6 Plusが発売された。特にiPhone 6 Plusは、従来のiPhone 5sに比べて画面サイズ的にもペン操作に適した環境になっている。新しいT9Cモデルはスリムなので、セットして持てそうな手帳型カバーにも期待しているのである。メモ帳セットが大好きな筆者的には、片側がボールペン、片側がSu-Penになっているとウハウハなのだが。
製品名 | 販売元 | 価格 |
---|---|---|
Su-Pen P201S-T9C | MetaMoJi | 3600円 |