本日の一品
タブレットを使い倒すなら俄然オススメのタッチペン
(2013/4/17 06:00)
Jot Pro Dampeningシリーズは、タブレット端末やスマートフォンなどに対応したadonit製のタッチペン。輸入販売元プリンストンテクノロジー。ペン先にゴムがついた一般的なタッチペンとは異なり、ペン先に透明の小さなパネルが搭載されている。
中央部の球体によって、この透明パネルがくるくる、ふにゃふにゃと±45度の間で動く仕組み。ペン先はダンパー構造を採用し、タッチした際の衝撃もわずかにやわらげてくれる。グリップ部分にはラバーを採用。重さは23gと、しっかり重みを感じるボールペンのような感覚だ。
ペン先にゴムがついた一般的なタッチペンの何が不満って、ペン先が太いためにタッチしたポイントが微妙にずれること。慣れると改善されるかなと思ったが、これがなかなか慣れなかった。たとえばタブレット端末でイラストを描く際に、この微妙なズレによって、うまく線と線が繋がらない。また、消しゴムツールでイラストの一部を消そうと思っても、うまく思ったポイントが消せずにちょっとイライラする。
字を書くにしても漢字などはとくに憎たらしいバランス、というか、(そもそも字は下手だが)字がすごく下手に見えて悔しい。もうちょっと字がうまいのに(当社比)、うまくいかなくてイライラする日々であった。ワコムのペンタブレットや、その技術を搭載したサムスン電子のGALAXY Note IIには、電磁誘導式のペンが搭載されているため、ちゃんとポイントを狙ってタッチペンが使える。一般的なタブレットでは正確なタッチはムリかなと、思っていたところに出会ったのがJot Pro Dampeningだった。
タブレットで絵を描いたり文字を書いたりする人にとって、一般的なゴム製タッチペンは、少なからず不満があったかと思う。Jot Pro Dampeningでは透明なパネルを採用しているため、ペン先が非常にわかりやすい。もうこの点だけで買いっ! なのだが、ペンに磁石が内蔵されているため、たとえばiPadなら端末の側面部にペンがくっついてくれる。また、オフィスなどで金属のデスクを利用している場合、ペンがころころと不用意に転がらないのも気がきいている。
ただ、23gというペンの重さは好みが分かれるところだと思う。絵を描く人の中には、とにかく軽いペンを好む人もいる。たまたま重い方が好みだったため、そこは気にならなかったが、実はペンのキャップの脱着には毎回背中が寒くなっている。
というのも、同梱される2cmぐらいのねじ込み式のキャップをつけると、黒板で爪でかいた時のようなゾクゾクする感覚が手に伝わってくるのだ。平気な人もいるだろうが、そのことを今、書いているだけでゾクゾクしてしまうので、ゾクゾクしないキャップを是非ともお願いしたい。タブレットをお持ちの方、このタッチペンで相当不満が解消されると思いますよ。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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Jot Pro Dampening | プリンストンテクノロジー | 2371円 |